2021年11月25日、上海デジタル交易所設立式＆2021年上海グローバルデータエコシステム大会が上海で開催された。同日、上海データ取引所に出品したデータ製品は計20件あり、大きく分けて金融、交通、通信などの8種類に及んだ。このうち、久事集団傘下の上海公共交通卡股份有限公司がリリースしたデータ製品「久事客流宝」の出品がつつがなく行われ、初取引を完了した。

華誠律師事務所は上海公共交通卡股份有限公司からの依頼を受け、データ製品「久事客流宝」の上海データ取引所への出品における法的なコンプライアンス性について評価を行った。華誠のデータ法律サービスチームはデータ製品「久事客流宝」に対し、データソースの合法性、取引可能性および流通の安全性などの面から分析と論証を行い、データ製品の出品のコンプライアンス性について法的評価意見を提供し、「久事客流宝」がつつがなく出品されるよう見守った。本プロジェクトは華誠のシニアパートナーである高富平教授が率い、主にパートナー弁護士の呉月琴、弁護士の何鑫、李思遠が運営した。

上海公共交通卡股份有限公司は1999年5月25日に設立された、上海市の交通カード、滬通カード、観光カードのシステム構築、運営、決済および公共交通情報サービスを主な業務とする公共サービス系企業である。今回のデータ製品「久事客流宝」の出品は、都市計画の最適化、スマートシティの構築への助力となる。

データ分野における法律法規、立法の考え方と司法実務の状況に対する正確な把握と長期にわたる深い研鑽により、華誠律師事務所のデータ法律サービスチームは金融機関、医療機関、インターネット企業、公共事業機関、政府機関などへの全方位型の法律サービスの提供に注力しており、提供しているサービスには、プライバシーポリシーやユーザー規約のコンプライアンス、データ製品の開発とコンプライアンス、データ製品の取引、データ業務のコンサルティング、データに係る訴訟、並びにリスク・インシデントへの対応処置が含まれているが、これらに限らない。