華誠とJETRO上海が共同開催した「日系企業の中国人スタッフ向け知的財産権講座」が成功裡に終了
2015年11月25日に国際貿易センタービル3階会議室で、華誠とJETRO上海が共同で開催した「商標権侵害の認定、インターネット上におけるニセモノと並行輸入」をテーマした「日系企業の中国人スタッフ向け知的財産権講座」は、成功裡に終了した。今回の講座は本シリーズの2015年度最終回であり、華誠の商標訴訟部の劉一舟弁護士が講師を務めた。

劉弁護士は講座の内容を「商標権侵害の判定基準」、「インターネット上におけるニセモノ取締対策」、「並行輸入取締対策」の3部に分け、詳しく解説した。商標権侵害の判定基準の部において、劉弁護士は「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定」(TRIPs)の内容を引用し、商標の本質を明らかにし、商標のもつ核心情報は企業の名誉であり、商標権侵害の本質は不正な行為によって特別な表示がもつ名誉及び商品の出所の間を錯乱させることに間違いないと説明した。その後、劉弁護士は一連の事例を引用しながら、「実際の使用が商標の命」、「混同防止は商標の根本」、「事業者は混同を遠ざけるべき」などのポイントを示すことにより、商標権利者が権利侵害を防止することを助言した。インターネット上におけるニセモノ取締対策と並行輸入取締対策の二つの部において、劉弁護士はインターネット上におけるニセモノの販売の現状及び背景、ニセモノの範囲の確定及びその具体的表現形式、インターネット上におけるニセモノ販売に対する権利保護対策とその実例の分析を通じて、各日系企業のニセモノの取締と権利保護につながるよう説明した。

講座の内容が企業における商標の使用と保護などについての関連知識と緊密に結びついており、日常業務においてたいへん助かると参加者からはご評価頂いた。講座終了後、それぞれの企業の代表者は次々と劉弁護士と名刺交換や商標訴訟業務について交流した。

今回で、「日系企業の中国人スタッフ向け知的財産権講座」は成功裡に終了した。このシリーズの講座は合計4回、日系企業の中堅スタッフ120名余りにセミナーを提供し、日系企業の中国人スタッフの日常業務における知的財産権などの必要な関連知識を普及させるために大きな基礎を提供することができた。