華誠とJETRO上海は「日系企業の中国従業員向けの知的財産権講座」を共催
日系企業で働く従業員に日常業務で必要な知的財産権の関連知識を広めるため、華誠律師事務所(以下「華誠」と略称)と日本貿易振興機構上海事務所(以下「JETRO」と略称)は2015年8月から11月にかけて「日系企業の従業員向けの知的財産権講座」を共催する。本講座開催のため、華誠は6月から積極的に準備し、所内の優良な資源を提供し、関連分野で豊富な実務経験を持つパートナーが講師を務める予定である。この講座はシリーズで4回に分けられ、第1弾が2015年8月26日午前に、上海国際貿易会議センター3階の3号会議室で、華誠のパートナーの黄剣国弁護士が「特許侵害訴訟実務」をテーマとした講座を担当した。

黄剣国弁護士は2007年から特許訴訟で活動を開始した。この十数年間に多数のフォーチュン・グローバル500及び国内有名企業の訴訟で法務支援を行い、それらの代理事件には最高人民法院の選定する年度模範事件となったものがある。 講座で、黄弁護士は「特許侵害判定の概述」、「特許権保護範囲の確定」、「特許侵害判定の原則」といった三つの部分に焦点を当てて、「電磁バルブ」発明特許侵害事件、「ミシン」発明特許侵害事件及び「包装カップ」意匠権侵害事件など華誠が代理した典型的事件に合わせて、法律実務分析を行い、さらに権利侵害判定の角度から権利維持過程における注意点についても紹介した。

この講座は2時間半で、参加者は真剣に聞き、質問し、講座終了後、黄弁護士と積極的に交流し、華誠が提供する授業方式に深い興味を示した。

今回のシリーズ講座は華誠とJETROの2度目の研修協力によるものである。昨年の初めての協力で、日系企業の新人を対象に、業務に関する基礎知識、特許や商標の出願、営業秘密関連の対応、模倣品対策などについて紹介した。今年は、中堅社員を対象に、一連の講座を通じ、日系企業の中国人社員が知的財産権、模倣品対策などの関連知識を全面的にマスターすることが目標である。今後3回の講座は、それぞれ「不正競争」、「技術開発契約」及び「ネットでの模倣品に対する権利維持対策」などを予定しており、企業と密接な関係がある知的財産権のホットな問題をテーマにし、日系企業の参加者に4ヶ月続く法律支援を提供する。