2016年の中国商標に関するデータ及び2017年の商標政策の傾向
12月22日、全国工商及び市場監督管理作業会議において、国家工商総局局長張茅は2016年の中国商標のデータと2017年の商標政策の傾向について紹介した。
2016年の中国商標のデータは以下の通りである。
1. 2016年年頭からの11ヶ月間の商標出願件数332.6万件、審査件数285万件。
2. 2016年年頭からの11ヶ月間に評議を受けた出願件数13.4万件、審結件数10.3万件。
3. 2016年年頭からの11ヶ月間に全国で摘発された商標監督管理事件2.5万件、案件価値3.4億元。
4. 2016年には併せて質権登録申請を1202件行い、576.3億元の企業融資を生んだ。
また、中国の商標保護の状況には、まだ以下の不足点が存在する。
5. 商標の国際化の程度が低い。中国の商標出願数は世界トップであるが、人口百万人ごとの商標出願数はまだ高多くなく、また中国商標のうち4%の商標しか国外の保護を求めていない。
6. 世界的な知名ブランド数が少ない。著名なブランド諮詢機関より発表された『2016年世界ベストブランド』によると、アメリカは52のブランドがランキングに選出されたが、中国は2つのブランドしかなく、かつ中国ブランドの価値は国際ブランドに比べ、依然として比較的大きな相違がある。
7. 知的財産権の中でも商標権の権利侵害が多い。中国人民政治協商会議による中華老舗ブランドの品質向上に関する報告書の中で反映されているように、ここ数年老舗をめぐる商標権侵害紛争、模造品による権利侵害事件が多く見られ、企業が自身のブランド及び知的財産権を保護する任務が重すぎで、コストも高すぎ、周期も長すぎている。
2017年の商標分野の管理における重点には以下の傾向がある。
一、商事制度の改革を深めることを主要な筋とし、商標登録便利化改革を進める。その具体的な措置は以下の通りである。
1、商標出願ルートを開拓し、全国で15の商標登録出願受理窓口を設ける。積極的にオンライン出願を普及させ、手続きを最適化する流れを簡略化する。
2、商標審査周期を短縮させる。例えば、2016年に広州に京外商標審査協作センターを設けた。
3、商標の行政による権利確立保護を引き続き強化し、事件の審理時間を短縮させる。
4、商標の監督管理の法執行力を強化する。権利侵害・模造品への打撃工作を深く展開し、商標専用権に対する保護を強化する。
二、商標ブランド戦力を深く実施する。例えば、商標ブランドの革新力を一層高め、広東省政府と商標提携契約を締結し、広州の国家商標ブランド革新創業基地の建設を支持する。
国家工商総局、原文『改革を深め、引き続き革新を行い、市場監督管理の現代化水準を高める』より